Case:02
インタビュー
業界経験者として転職した若手社員。
前職との違いやプライベート時間の過ごし方とは?
Q.広告業界の中でもオゾンを志望した理由を教えてください。
私の場合は前職も広告代理店で、主にGoogleやYahoo!のリスティング広告を中心としたWeb広告を運用する会社でした。
取り扱う商材は化粧品やサプリといった薬機法に関わるものが多かったです。
「法律に抵触しないギリギリを攻めた際どい広告表現のほうが売れる」という事実はあるものの、私個人としてはグレーな表現が心苦しく、また労働環境があまりよくなかったこともあり転職を考えるようになりました。
Q.オゾンではどんな仕事をしていますか?
Twitter・Instagram・TikTok・YouTubeなどのSNS広告を中心としたデジタル広告のプランニングや運用、レポーティングをしています。
音楽・アニメ・お笑いなどエンタメに関わる案件がほとんどで、特に音楽レーベルのクライアントが多いです。
他には、企業の求人広告や、最近話題のブロックチェーンに関連する事業の広告を運用したケースも。
デジタル広告に「単調な仕事」というイメージを抱いている方もいらっしゃるかもしれませんが、実は広告の内容によって必要とされることが全く違うんです。
「この商材だったらこんな広告があります」「目的がこれならこのSNSが適しています」など、広告運用のKPIをしっかりとすり合わせて適切な提案を行うことを意識しています。
Q.印象に残っている楽しかった案件や、反対に辛かった案件があれば教えてください。
印象に残っているのは、駆け出しのアーティストさんのWeb広告を出稿した案件です。
当時の動画のトレンドに沿ったクリエイティブを採用したこと、相性の良い媒体を選定したことで見事狙っていたターゲットにハマり、通常より格段に良い数値が出て嬉しかったことを覚えています。
大変だった案件は、音楽フェスの広告運用です。
出演アーティストの発表が何回かに分かれていて、発表のたびに広告を配信していたのですが、出稿する媒体や予算はタイミングによってバラバラ。
ギリギリまで出演アーティストの開示がないうえ、直前にアーティストが変わるケースもあり、そうするとクリエイティブやターゲティング設定も変わって…。
たとえ制作が遅れたとしても、発表や広告配信のタイミングはズラせないのでとにかくスケジュールがタイトで、難易度の高い案件でした。
案件の進行中はバタバタでしたが、きちんと戦略・施策を組み立てたことで成果につながったときはホッとしましたね。
Q.これまでの経験で今の仕事に活かせていることはありますか?
私が前職で培ったコンバージョン計測の設定や分析に関するスキルをはじめ、「戦略的な部分が社内で必要とされている」と感じることが多いです。
最近は業界全体として数値面での評価や分析を強化していかないといけないよね、という過渡期に差し掛かっています。
オゾンでも課題感を持っているので、前職と全く違うジャンルの商材を扱っているけれど「今までやってきた経験が求められる場面が意外とあるんだな」と嬉しい驚きでしたね。
あと、私は音楽の中でも特にロックバンドが好きなのですが、他の社員から「今売れている◯◯というバンドのファン層ってどんな感じ?」「◯◯だとどんな施策がウケそう?」と自分の担当でない案件について相談されることも多いです。
ファンが持っている情報は濃度が高いので、好きなジャンルや好きなアーティストがいる方は何かと重宝されるのではないでしょうか。
Q.仕事を通して学んだことや成長を感じたことはありますか?
広告メニューや媒体の選定において、最適なプランをサッと提案できるようになったことです。
SNS広告未経験で入社した当初はこの分野に明るくなく、クライアントからの質問にすぐに答えられずに歯痒い思いをすることが多くて。
そのときは都度調べて回答していましたが、経験積んでいくうちに「このアーティストならこの媒体がよさそう!」という風にすぐに答えが頭の中に浮かぶようになって、日々自分の中の引き出しが増えている実感があります。
今ではクライアントからのご相談やご希望をただ言われたとおりに広告に反映するだけでなく、「最終的に求められていることって何だろう?」と本当のニーズをキャッチして提案・運用できるようになりました。
Q.この仕事の魅力は何だと思いますか?
自分の行った施策に対するポジティブな反応が目に見えて分かること。
ファンの方から「広告を出してくれてありがとうございます」という意見をもらったり、「YouTube広告を見て動画を見にきました」というコメントを見つけたりすると、
『広告=邪魔じゃないんだ!』
と嬉しくなります。
広告を出して喜んでもらえる、という体験が新鮮でやりがいを感じますね。
また、有名なアーティストのプロモーションに関われる点は音楽好きな方やエンタメ好きな方にとってかなり魅力的なのではないでしょうか。
私も、自分の案件でなくても好きなアーティストに関わる案件でアイデア出しを求められた経験があり、ワクワクしながら仕事できたことを覚えています。
Q.オゾンに入社して良かったと感じることは?
仕事に関係のある研修や資格の取得に対して補助が下りること。
社員が自主的に学ぶ意欲を持って取り組んだことはしっかりと応援・評価してくれる会社なので、積極的に学ぼう!という気持ちになれます。
また、私の場合は前の会社よりも労働環境が改善したことも入社して良かった要素ですね。
エンタメに関わる仕事なので忙しい時期とそうでない時期に波はあるものの、有給休暇や振替休日が取りやすいです。
数時間単位で休みを取得することもできて、自由な働き方を選択できます。
Q.会社の雰囲気や社員同士の関係性について教えてください。
基本的には在宅ワークなのでみんなで相談しあって進める案件は少なく、自分のペースでもくもくと仕事する感じ。
自分がいいと思うことをしっかりとクライアントや担当営業に伝えられるので、決定権を持って自己判断で仕事を進めたい私にとっては非常に働きやすい環境です。
かといって、周りに頼れない雰囲気というわけではありません。
チャットで都度相談したり、週1の事業部ミーティングでアップデート情報や最近あったユニークな事例を共有したりと、社員同士きちんと話せる関係性です。
バランスよく、ちょうどいい距離感でコミュニケーションを取れていると感じます。
たまたま出社したタイミングが同じ社員同士でランチに行ったり、退勤時間を合わせて飲みに行ったりということはありますが、全員が参加しないといけない飲み会や行事はありません。
いわゆる“昔の広告代理店”のような空気感はないので安心です。
Q.在宅ワークによって働き方や暮らしはどのように変わりましたか?
前職も現職も定時が10時〜19時である点は同じなのですが、前職はフル出社で、今は月2回ほど打ち合わせなどがあるタイミングでしか出社しておらず、あとは自宅で仕事しています。
オフィスで働いていた前職時代は9時に出社して22時頃に退社する生活。
忙しさからお昼休憩もあまり取れず、夕方になってやっとコンビニご飯をササッと食べる…というような毎日を送っていました。
転職してからはほとんどが在宅ワークなので、仕事のある日も自炊してちゃんと食事をとったり、8時間働いたら一旦休んで自分の用事を済ませてから残りの仕事を片付けたりという生活にシフト。
自分の判断でバランスをとりながらフレックス制度に近いスタイルで働けています。
Q.この仕事やオゾンに向いているのはどんな人だと思いますか?
SNS広告の経験がなくても、「これまでWeb広告にしっかり取り組んでいて計測や分析が得意です!」という方は業界内やオゾンで重宝されると思います。
SNS広告自体は意外と複雑ではないので、媒体の特徴を覚えさえすればスムーズに活躍できるようになるはずです。
また、移り変わりの早い業界なので、知識やスキルをどんどんアップデートして新しいことにチャレンジできる人が向いています。
自分で調べたり勉強したりすることが好き、情報収集が得意、1つのものを極められる…などいい意味で“オタク”な人が強いのではないでしょうか。
Q.1日のスケジュールを教えてください。
時間 | スケジュール |
---|---|
7:00 | 起床 →打合せのない日は朝起きて10分~20分ほど軽く読書したあと、朝食を食べて朝ドラを鑑賞するのが最近のモーニングルーティンです。 |
8:30 | メールチェック 広告の配信状況の確認、運用調整 →ターゲットや予算など、配信中の広告の細かい調整を行います。 |
10:00 | レポート作成 →配信終了した広告のレポートを作成し、クライアントへ提出します。 |
12:00 | 広告入稿 →新規案件の連絡を受けて、SNS広告の入稿を行います。 |
13:00 | 昼食 →短時間でパッと作るか、夜ごはんの残り物を食べることが多いです。最近はホットサンドにハマっています♪ |
14:00 | セミナー受講 →各媒体のアップデート情報や最新の事例などの情報取集のためにセミナーを受けています。その他、自分でのリサーチも欠かせません! |
15:00 | 新規媒体への問い合わせ →新規媒体での広告配信を検討するために、実施までの流れや仕様を確認します。抱えている案件との相性が良さそうであれば、配信開始に向けて手続きを進めます。 |
16:00 | 社内会議 →ほとんどの場合はリモートで行われるので、自宅から参加します。 |
17:00 | 広告入稿 →この日は正午に対応した案件とは別件で入稿依頼が入ったので対応。このように、一日に何度も入稿作業を行うケースが多いです。 |
18:30 | 終業 →この日は朝早めに始業したため、1時間ほど残業して業務を終えました。基本的な就業時間は10時~19時(休憩1時間)なので、この間は連絡がとれる状態にはしています。 夕食の準備 掃除 →早起きすると家事や趣味の時間を夜に長く取ることができて嬉しいです♪ |
20:00 | 夕食 →好きなバンドのライブDVDを鑑賞しながら手作りご飯を食べる、至福の時間です。 |
23:30 | 少しだけ仕事~就寝 →この日は広告の配信終了日だったため、念のため設定と配信状況を確認してから就寝しました。 |
Q.最後に、転職活動中の方へ向けて一言メッセージをお願いします!
オゾンはさまざまな考えや意見を柔軟に取り入れてくれる会社です。
やりたいことや得意なことがある方は声をあげればチャレンジできる環境なので、前職の分野が違ったとしても自分の強みを上手く活かすことができます。
私自身「いろんなタイプの人が集まる企業になったらいいな」と思っているので、社内に新しい風を吹かせてくれる方が入社してくれると嬉しいです。
ぜひ一緒に働きましょう!